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あなどれない電気関係

そういえば、電気関係はあまり書いてこなかったなと気づきましたが、
リフォームの計画ではしっかりと考えていたのです。

電気工事に関しては業者さんに依頼したところと、自分でやったところがあります。

過去の記事「宅内LANの空配管の準備 -- CD管・PF管・TL管?」のときにちゃっかりカタログは取り寄せ、検討済みです。
記事でもお奨めした通り、送ってもらったパンフレット類はとても役に立ちました。
今では National は Panasonic となりましたね。
カタログのロゴなんかはどうしたのでしょうか、
全部刷り替えになったんでしょうか。(余計な心配楽しい!)



私の住んでいる中古公団は1970年代製です。
設計された当時と現在とではどう違ってきたのでしょうか。

ひょっとして、パソコンという言葉が普及していなかったかもしれません。
普及し始めたのは1990年代ですから、インターネットなどは考えられない時代です。
使う電化製品も違っていた時代です。
当時より今では冷蔵庫は大型化し、洗濯機は自動化しています。
さらに、使う電化製品の数もかなり増えています。

そして、現代のトイレでは普及している暖房便座もなく、トイレで電気を使うことは予測できなかったでしょう。

つまり、そのままではコンセントの数や口数が完全に足りないのです。
だから、以前はたこ足配線が当たり前だったのでしょう。

この年代の公団の場合、構造上、スイッチやコンセント類の位置が移動できないことが多いので、表面的なリフォームの場合はあきらめざるを得ないかもしれません。

逆にフルリフォームをするのであれば、ぜひともスイッチやコンセント類の配置、交換、増設は検討したいところです。
位置の移動や増設には壁工事が伴うこともあります。

リフォームの中でも気がつかないとスルーしてしまう電気関係ですが、電気のスイッチやコンセントなど、毎日頻繁にお世話になるものなので、あなどってはいけません。

そこで、失敗例も含めて、わが家でのリフォームの結果をまとめてご紹介します。
参考に検討してみてください。
(電気工事に関してはすべてがセルフ工事ではありません。必要なところは電気屋さんに依頼して工事してもらいました。)

 

さっそくスイッチの位置は変えられないんだ、という話です。



ここは和室の入り口についているスイッチです。
壁をふかすことができず、スイッチの位置は動かせなかったために、ドア枠(正確にはケーシング)の下にスイッチがもぐりこんでしまいました。
これってどうなの?ですよね。
それじゃ、新しいドア枠の位置をずらせば?ということですが、
そう簡単ではないのです。これは我慢することにしました。



つぎは新しく確保した洗濯機置場横のスイッチ類です。
アースつきコンセント、その上には寝ぼけていても分かるトイレ用大型ほたるスイッチを採用しました。
色の違いはこのメーカーの「フルカラー」と「コスモワイド」の色の違いです。
気になる方は統一しましょう。ほんのちょっと、お高くなります。
Before


After



 

次はダイニングテーブル横の壁に新設したコンセント類です。
これは既存の壁には収容できません。壁工事が必要です。
ここには最低でもTV、パソコン、トースターなどのキッチン家電をがつなぎたかったので3口コンセントとTVケーブル、LANケーブル、電話回線がつながるようにしました。
TVケーブルの取り入れ口も遠いところにありましたが、壁内を通してここまで引っぱってきました。

高さはテーブルの上に出る配置を考えました。
本来だと床に近い位置に配置します。
しかしテーブルの下になり、使い勝手が悪そうだったので、ちょっと目障りな感じもしますが、私なりには正解です。

 

古い玄関の照明スイッチは外から帰ってきたときに届かない位置にありました。
それを玄関収納の側板を利用して出かけるときに届く位置に変更しました。
スイッチも外から帰ってきて暗い中でもわかるように緑のほたるスイッチにしてあります。
これで使い勝手はよくなりましたが、やはり壁が新設されていないとスイッチの位置を変更することができません。

 

つぎは最近の住宅によく付いているフットライトです。

これは暗いとついて、明るいと消えているものです。
狭い団地なのでトイレ前の壁の足元にだけ設置しました。
豆球ではなくオレンジのLEDを採用しているため消費電力0.3Wでありながら、
けっこう明るく常夜灯としての役目を果たしています。
これもやはり壁の裏に隙間がないと付けられません。

 

そしてエアコンの位置を変更したために、エアコン用コンセントを増設しました。

 

さらに、これはあとからできるので気にする必要がありませんが、アンペア数の変更があります。
電力会社の工事の人に聞いた話では、ここの公団の場合は40~50Aが普通だそうです。しかし、もともとだと20Aになっています。

わが家の場合は「セルフリフォームの難易度---電気・ガス・水道工事」の記事のように分電盤も取り替えたので空いている回路を使ってキッチン回り専用を作ってもらいました。




 

すべてのスイッチ、コンセントはプレートだけではなく丸ごと交換しました。
もちろん、トイレにもコンセントを増設したのは言うまでもありません。

その他にもスイッチやコンセント類には便利な機能のものも出ていますから、
検討するだけでも楽しいと思います。

 採用しなかったのは人感センサーです。
つまり人を感知するとスイッチが入り(ライトがつき)感知しなくなると切れるという仕組みのスイッチです。
外から荷物を抱えて帰ってきた場合など自動的に玄関のライトが付くと確かに便利です。

一戸建てでは外玄関や内玄関、廊下、トイレなど使い道はけっこうあるようですが、公団などの狭小住宅の場合には短所もあります。

感知させるの角度の設定や点灯時間の調整の仕方によっては、狭い住宅だと近くを通っただけで点灯したり、点灯時間を短くセットすると必要なのに消えてしまったりと不便さもあり、採用しませんでした。

スイッチ類には納まる空間がないと設置できないものもあります。
わが家はフルリフォームだったので、それまでやむなく露出になっていた配線類はすべて見えなくなりました。
これもフルリフォームでないとできないことです。

電気関係のリフォームは大工工事を伴わないときれいにできない場合が多いので、予算次第ではあきらめざるを得ないかもしれません。

・・・

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コメント(2)

こんばんは、タクローさん。
とても詳しい説明たいへん参考になります。
実はやはり家族4人に45平米は無理があると判断し、今中古住宅を見ています。(築35年!なので、今すんでいるところとほぼ同年数経っています)マンションは内部だけなので、いろいろ制約はあるにしてもリフォームやりやすいですが、戸建てはやはり結構かかりそうなので、リフォーム予定の会社の方に見積もってもらって、予算オーバーならあきらめる予定。35年前のミサワの木質パネル工法で作られているので、壁など自由に抜けるのか、厳しいかもしれません。でもやはりその時代の昭和モダンと言いますか、古いのに斬新さを感じさせる玄関などは、感動してしまいます。狭いですが。気になっているのは屋根でその頃のスレートは石綿が入っているのではと思うと心配なのです。上から覆ってしまえばいいんでしょうかねえ~?いくつかやっているところがあるみたいですが。

たうしゃんさん、こんにちは。
私の知っているところでは、ミサワの木質系住宅は年数からすると、どこの開口部の巾もほとんど1間(けん)という大きさの住宅ですよね。
2x4やパネルの壁式構造では全体で構造計算しているので2部屋を完全なワンルームするような間取り変更のリフォームは向いていないと思いましたが、いかがでしょうか。
石綿スレート瓦はいずれにしても対策が必要でしょうから、難しい問題ですよね。

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タクロー
欠点の多い中古公団のリフォームでもあり、安く高品質(?)を目指すにはセルフリフォームしかないと、家族の不安をよそに、経験もないのに素人職人に挑戦しました。
頼りになるのはおじいちゃんが大工だったという血筋のみです(爆)
ですから、おシャレなことはできません。。
解体しないとわからないところもありますので、同じ年代の公団団地のリフォームの参考になれば幸いです。

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